日本フラナリー・オコナー協会 令和7年 夏の研究会・読書会(第8回)のお知らせ
日時:2025年8月16日(土)14:00~17:00 会場:中央大学 多摩キャンパス(F403教室 フォレストゲートウェイ館) 開会の言葉:日本フラナリー・オコナー協会会長 田中浩司氏(防衛大学校 教授) I. 研究発表(14:10~15:10) 発表者:加藤良浩氏(東北公益文科大学 准教授) 「グリーンリーフ」―制裁を介した救済 司会:一瀬厚一氏(日本工業大学 講師) II. 読書会(15:15~16:45) “Greenleaf” 司会:熊谷弓子氏(日本フラナリー・オコナー協会 会員) *当日は懇親会も開催できればと思っております。 場所は未定ですが、多摩センター駅に移動しての開催となると思いますので、ご参加いただければ幸いです。報告
●2024年9月16日に当会名誉会長の野口肇氏がご逝去されました。つきましては心より哀悼の念を表すると共に、2025年3月15日第11回大会総会において、日本におけるフラナリー・オコナ―研究及び当会の発展に多大なご貢献をされた野口氏の栄誉を称え、永世名誉会長の称号を付与することが決定されました。 ●2024年10月12日、当会副会長の久保尚美氏が、中京大学名古屋キャンパスで開催された第63回日本アメリカ文学会全国大会において「Flannery OʼConnor の短編小説における “manners” と南部白人の成り立ち」というタイトルで研究発表を行いました。 ●2023年3月16日に開催された第10回大会総会にて、下記の事項が承認され、決定しました。 1. 野口肇氏、会長を辞任、名誉会長に就任。 2. 田中浩司氏、副会長より会長に異動。 3. 久保尚美氏、事務局長より副会長に異動、引き続き事務局長を兼務。 4. 一瀬厚一氏、幹事に就任。 5. 一般会員の年会費、4000円より2000円に変更。 ●2023年2月23日、当協会会員のRichard Logan氏(文教大学名誉教授)がZoomで開催された日本キリスト教文学会第2回関東地区勉強会において「『ワイズ・ブラッド』における原罪の概念について」という題目で研究発表をしました。 ●2023年5月20日、当協会会員の亀田政則氏(福島県立医科大学名誉教授)がノートルダム清心女子大学で開催された日本キリスト教文学会2023年度第52回全国大会において 「高慢について:Everything That Rises Must Converge (1961) に見るオコナーの人間凝視」という題目で研究発表をしました。 ●2022年7月15日、野口肇会長が新著『フラナリー・オコナーを読むために』を文化書房博文社より上梓しました。 ●アメリカのThe Flannery O’Connor Societyのニュースレター”Cheers!”(Fall 2021, Volume 24, No. 2; Spring 2022, Volume 25, No. 1)に日本支部としての当協会が紹介されました。 ●令和3年3月20日、第7回大会にて「投稿規定」1の変更が承認されました。 ●平成30年3月17日、第5回大会総会にて本規約の第4条の3及び第8条の改訂、第4条の4の削除、 会誌「投稿規定」の規定1及び3の変更、「執筆要項」5の削除が承認されました。 ●第75回ゴールデン・グローブ賞(4部門)、第42回トロント国際映画祭観客賞、第74回ベネチア国際映画祭脚本賞を受賞した 映画『スリー・ビルボード』(Three Billboards outside Ebbing Missouri)について、映画評論家町山智浩氏が 「善人はなかなかいない~『スリー・ビルボード』の恩寵」と題して、この映画をフラナリー・オコナーと関連づけて 論評しました(『Fox Searchlight Magazine vol. 10 スリー・ビルボードissue』20世紀フォックス映画, 2018.2, pp. 34-36)。 尚、同映画とフラナリー・オコナーとの関連については、下記のようなサイトにおいても取り上げられています。 The New York Review of Books, NYR Daily Francine Prose, “Truth in Advertising”(November 28, 2017, 3:50 pm) ●2017年5月12日、川勝徳重氏が漫画雑誌 『架空』15号、16号(2017年5月4日発行)を 事務局に寄贈して下さいました。 16号にはフラナリー・オコナーの”The Life You Save May Be Your Own”を原作とした 豊田徹也氏による漫画「救う命は自分のかもしれない」が掲載されています。